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後付ペダル踏み間違い急発進抑制装置の加速抑制機能としては、前後とも衝突速度の変化率が0.3以上になることが求められています。
(3)試験成績の記録
 後付け装置の機能の作動(ON)時と非作動(OFF)時の前進時(F)と後退(R)時の衝突速度(VON、VOFF)の変化率を下記の式によって求め、少数第2位を四捨五入して少数第 1 位まで求めた数値をそれぞれ記録します。
 なお、この場合の 前進時(FON、FOFF)と後退時(RON、ROFF) については、仮想衝突速度の中央値を使用するものとし、また FONとRONの試験に際して、仮想衝突位置に到達しなくてFOFF又はROFFの試験測定が省略された場合には、速度変化率の評価値は「1.0」とすることにします




(2)後付障害物検知機能付ペダル踏み間違い急発進抑制装置の場合の試験方法
 「ペダル踏み間違い時加速抑制装置性能試験方法」(独立行政法人自動車事故対策機構、平成30年3月20日制定)の試験方法を準用して実施することとします。
 試験は、乾燥状態における摩擦係数が0.9 程度のアスファルト路面の試験路上で行います。

(1)後付ペダル踏み間違い急発進抑制装置の場合の試験方法
 衝突対象物が車両の前方または後方1mの位置にあるものとして、急発進操作後の衝突速度の違いをシャシダイナモメータ上で求めることにより、装置の急発進抑制効果を確認する台上試験です。

 衝突対象物が車両の前方及び後方1mの位置にあるという条件を設定して、ドライバーによる誤操作を模擬した急発進後の対象物への衝突速度をシャシダイナモメータ試験によって測定します。その際には、後付装置が機能している時と同装置の機能を停止させた時の対象物への衝突速度を比較し、その差の割合を算出することにより、後付装置による衝突速度の抑制効果を定量的に確認します。
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5.審査の申請者
 審査の申請が行えるのは、後付踏み間違い急発進等抑制装置の製造者あるいは製造者との契約に基づいて当該装置の販売を行う者であって、製造者から審査に必要な情報の提供を受けることができる事業者になります。
 
6.後付ペダル踏み間違い急発進抑制装置の審査実施に伴う試験方法
 

公益財団法人日本自動車輸送技術協会は、自動車の安全確保、環境保全に役立つ各種の試験、調査、研究を行うことで社会に貢献しています。

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公益財団法人日本自動車輸送技術協会 Japan Automobile Transport Technology Association

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 交通安全対策・その他ー後付ペダル踏み間違い急発進抑制装置の性能認定のための審査 2

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B. 後付ペダル踏み間違い急発進抑制装置の性能認定のための審査の方法

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お問い合わせ

後付ペダル踏み間違い急発進抑制装置の性能認定のための審査に関するお問い合わせの窓口は、以下となっております。
    (公財)日本自動車輸送技術協会(JATA)本部  調査部
      〒160-0004 東京都新宿区四谷三丁目2番5 全日本トラック総合会館8階
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