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自動車ナンバープレートの視認性確認試験について
上記の番号はサンプルです JATA昭島研究室の暗室試験設備
さまざまな図柄を織り込んだナンバープレートの普及が見込まれていますが、ナンバープレートは本来、「社会において自動車が正しく使用されるための重要な識別票」という位置付けですので、周囲から目視で番号が識別できることが重要です。つまりプレートの図柄によって視認性が妨げられることがないか評価しておく必要があります。そこで当協会は、昭島研究室に設置している暗室設備を用いて、各年代層の被験者による見え方の程度(被視認性)を試験する業務を請け負っております。これにより国土交通省の定めたナンバープレートの品質基準適合性を科学的に調べることで、見やすさの要件が満たされているかを確認します。
なお試験のお申し込み及びお問い合わせにつきましては、下記あてにご連絡をお願いします。
連絡先 公益財団法人日本自動車輸送技術協会
昭島研究室 石川、瀬谷
〒196-0001 東京都昭島市美堀町4-2-2
電話 042-544-1004 FAX 042-544-1015
受付時間:月曜~金曜(祝日・年末年始を除く)9時~12時、13時~17時
視認性試験の概要
試験条件
(1)20m離れた位置からプレートが識別できるか判定する(正常視力の各年代の被験者による)
(2)暗室(奥行き35m、幅6.5m、高さ3.6m)内の定置試験
(3)ベニヤ合板に灰色(N5相当)の紙で被覆したボード(横1,600mm 縦1,400mm)
(4)ボードに床面からのプレート中心高さ(1,000mm ISOプレートについては900mm)
(5)鉛直になるようにプレートを掲示し、これを基準に次の3条件で視認する
① ボード面を正面観察方向に角度を正面
② ボード面を正面観察方向に角度を左右15°
③ ボード面を正面観察方向に角度を左右30°
(6)プレート正面照度(規定照度)は200ℓx(一様)及び10ℓx(標板面)の2条件とする